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オランジーナの寅さんCMシリーズに後藤久美子が登場!
オランジーナの“寅さん”CMシリーズに映画にも出演経験があるマドンナ後藤久美子が登場!
世界的スター俳優のリチャードーギアが、映画『男はつらいよ』の主人公・寅さんをモデルにした“TORA”役を演じる、オランジーナの新CMがOA中だ。
今作では、なんとマドンナ役として後藤久美子が登場している。
新たに放送が始まったのは、第5弾「別れのとき」篇と、第6弾「告白のとき」篇の2作。
新CM制作にあたり、制作陣は以前と同様に『男はつらいよ』を手掛けた山田洋次監督の許可を取り、演出に関する助言も授かったのだという。
マドンナの登場に関しては、リチャードーギアさんから「そろそろマドンナが現れてもいいのでは?」という提案があったため。
それを知った山田監督が「後藤久美子ちゃんが共演者として最適だろう」と、後藤さんを推薦したのだそう。
フランスの国民的炭酸飲料として知られるオランジーナのCMゆえ、リチャード・ギアさんが演じるフーテンのTORAはフランスを旅しているという設定である。
フランス生活が長く、10代の頃、『男はつらいよ』でマドンナ役を演じた経験のある後藤さんは、まさに本CMのマドンナにピッタリというわけだ!
後藤さんも「フランスと関係の深い私が、こうして再び寅さんの撮影に呼ばれるなんて、なんだか運命を感じました」と語った。
リチャードーギア熱望のマドンナ・後藤久美子の様子は?
CMでの後藤さんは、TORAと仲良しの少年・GENが通う学校の先生という役どころ。
『男はつらいよ』でマドンナ役を演じてから21年の時が過ぎていたが、本番では見事な演技を披露。
リチャード・ギアさんとも息の合った様子を見せた。
後藤さんは
「シリーズ作品に途中から入ってお芝居するのは難しいんですけど、皆さんが温かく迎えてくれたので、楽しく演技することができました」
と撮影時の心境を振り返った。
そんな後藤さんだが「撮影は緊張で震えが止まらなかった」とも語っている。
“寅さんの世界” へ戻るというドキドキ感が、仕事が決まって以来止まらず、撮影当日にピークを迎えていたようだ。
後藤さんの『男はつらいよ』への思い入れは相当な様子で、
「山田監督とお仕事できたことは私の宝物。当時を思い出すとグッと込み上げてくるものがある」と熱く語っていたのだとか。
山田監督は、後藤さんについて「魅力的な女性になった」とコメント。
また、リチャード・ギアさんが演じるTORAも「大成功!」と喜んでいるという。
シリーズが今後どう展開するのか楽しみだ。
STORY 「別れのとき」 篇。
少年GENが通う小学校の教室。
先生(後藤久美子)が、生徒に勉強を教えていると、TORAがふらりと現れる。
窓際に手紙を置き、手を振るTORAを見たGENは、慌てて教室を飛び出し「TORA〜!」と叫びながら追いかける。
校門の前、GENの隣りで「寅さん、行かないで」と先生が叫ぶと、その声に反応してかTORAが振り返る。
ここで、「オランジーナ」の商品カットと「フランスの国民的炭髏、オランジーナ」のナレーションが。
昜後はカフェで、仲良く3人で「オランジーナ」を飲んでいるシーンで締めくくる。
「告白のとき」篇では、TORAが先生に告白する。
映画の寅さんをほうふつとさせる展開に……。
少年GENとの関係は?
目下、乳歯から永久歯への生え変わりの時期で、前歯の欠けた何とも愛くるしい笑顔とお茶目なカーリーヘアで、周囲を魅了。
少年GEN役を演じる子役は、ゴルバーグ・バディム君(7歳)。
本篇では明かされないTORAとGENの関係も今後気になるところです。